旅するパンマニア片山 智香子

パンを10,000個以上食べてきた 旅するパンマニア 片山智香子

「パンには無限の可能性を感じる」と語るのは、旅するパンマニア片山智香子。今まで食べたパンの数は10,000個以上。ブログを執筆しながらテレビ、出版、イベントなど多方面で活躍する片山さんはなぜここまでパンにのめり込んだのか。
エクストボーイ
今までどれくらいパン食べてきたんですか?
片山さん
片山さん
正直数えてませんね(笑) だいたい1万個って書いてますけど、ある番組では5万個って紹介されちゃいました(笑)
エクストボーイ
テレビっぽいですね(笑)いまはどんな活動をされてるんですか?
片山さん
片山さん
昔からあまり変わりません。とにかくパン屋さんを巡ってパンを食べて毎日ブログを書いてます。
エクストボーイ
毎日ですか?
片山さん
片山さん
ほぼ毎日ですね。あとはテレビ出演とかも多いですね。
エクストボーイ
いつからそんなにパンが好きなんですか?
片山さん
片山さん
そうですね。25歳くらいの時にきっかけがあったかもしれません。

それまではパンってそこまで好きじゃなかったんです。
エクストボーイ
そうだったんですか
片山さん
片山さん
パンと言えば母が買ってくる食パンくらいで。なんか母が忙しそうにしてる時に出てくる朝食が「あ、パンだなー」くらいの感覚ですね。

そこまでは「パンが好き」って感じではありませんでした。
エクストボーイ
それで25歳のときに何があったんですか?
片山さん
片山さん
フランスに旅行に行ったんですよ。その時パンを食べる機会があったんですけど。といってもそんな有名なところのすっごいパンっていうわけでもなくて、普通にその辺のお店で、お腹減ったからパン買って食べてみるか、って食べたパンがすごく美味しくって。
エクストボーイ
おー。
片山さん
片山さん
なんだパンうめーじゃねーか!って(笑)その体験がきっかけと言えばきっかけですかね。
エクストボーイ
そのときパンの美味しさに気付いたということですね。
片山さん
片山さん
というかたぶんそれまで私があまり美味しいパンに出合っていなかっただけなんですよね、きっと。
エクストボーイ
それでブログを書き始めたんですか?
片山さん
片山さん
それはもう少し先ですね。パンを食べたり自分で作っていたりはしてたんです。その頃はネットも無かったので雑誌とかで気になったパン屋さんがあったら食べに行ってました。

ブログは最初は興味本位で始めたんです。ライブドアブログが出てきた頃なんで2004年くらいだと思います。
エクストボーイ
なるほど、それでテーマをパンに。
片山さん
片山さん
いえ、それはまだで(笑) 最初は子供が生まれたことをきっかけに子育てブログをやってみようって思ったんです。
パンについて書き始めたのは2006年頃ですかね。自宅でパン教室を始めたんで、それの宣伝も兼ねてパンについて書いてたんです。
エクストボーイ
ちなみにパン教室はなんで始めたんですか?
片山さん
片山さん
パン教室は毎回簡単なパンを作る内容だったんですけど、パンってだいたい2時間くらいで作れるんですよ。だから子供を幼稚園に預けている時間でちょうどよく家事と両立できたんです。
エクストボーイ
その後はどうしたんですか?
片山さん
片山さん
本格的にブログを書くようになったのはアメーバブログが流行ってきた頃ですね。アメブロバブルみたいなのがあって、その頃にまとまったテーマを発信し続けることが仕事とかにつながることを初めて感じたんです。

それで本格的にパンのことをブログに書くようになりました。
エクストボーイ
Facebookグループでコミュニティづくりもしてますよね。
片山さん
片山さん
そうですね。いま2万人くらいいます。
エクストボーイ
それもすごいですし、プラットフォーム渡り歩いてますね。
片山さん
片山さん
確かに。その時1番人が集まるところにいる気がします。
エクストボーイ
Facebookはなんで始めたんですか?
片山さん
片山さん
やっぱり1人でやるには限界があるじゃないですか?それに私よりパンに詳しい人とかもたくさんいるんですよ。なので同じような興味の人を集めればいいんだ!ってことで始めました。
エクストボーイ
オフ会とかも活発にやってますよね。
片山さん
片山さん
そうですね。最初の頃は結構しっかりやってました。
エクストボーイ
それにも狙いがあったんですか?
片山さん
片山さん
やっぱりパンのことを発信していくにあたり、自分にもコミュニティにも説得力が必要だと思ったんです。

それで人が集まってくれば、さらに情報が集まってくるしパンの世界が広がるじゃないですか。だから最初はそればっかりやってました。
エクストボーイ
なるほど。徹底してますね。そこまでするモチベーションってなんですか?
片山さん
片山さん
パンが好きってことはもちろんあるんですが、結構凝り性というか追求したい気持ちが強いんですよね。その他大勢と同じは嫌だ、という感じで。
エクストボーイ
確かにこだわりが強そうですよね。
片山さん
片山さん
マニアックなんだと思います。関係無いですけど私、羽田空港も好きで。
エクストボーイ
羽田空港が好きってどういうことですか?飛行機が好きなんですか?
片山さん
片山さん
いや羽田空港が好きなんです。羽田空港マニアで「マツコの知らない世界」も出ました。
エクストボーイ
え、パンの話はしなかったんですか?
片山さん
片山さん
まったくしなかったですね(笑)
エクストボーイ
羽田の何が好きなんですか?
片山さん
片山さん
場所としてとりあえず好きなんですよね。飛行機が飛び立つのを眺めたりするとそれだけでなんか旅行した気分になれるじゃないですか。
エクストボーイ
そうですかね…。
片山さん
片山さん
「羽田のパン屋さんを巡って、最後羽田の展望デッキで飛行機を眺めながらパンを食べて語り合う」ってオフ会を何度かやったんですけど、これがなかなか好評で。おすすめですよ。
エクストボーイ
(特殊だな…。) パンの魅力ってどんなところですかね?
片山さん
片山さん
やっぱり無限の可能性を感じるところですね。
エクストボーイ
可能性ですか?
片山さん
片山さん
そう。これだけたくさんパンを食べていても、まだまだ新しい魅力あるパンに出合えるんです。「そうきたか~」みたいなアイデアにたまに出合うととても嬉しいですね。
エクストボーイ
なるほど。
片山さん
片山さん
小麦1つとっても銘柄によって甘かったり、タンパク質の量が違ったりして全然味わいが違うんです。粉1つでもそんな感じなので、組み合わせとしては無限にありますよね。
エクストボーイ
そういう新しい出合いってどうやって探してくるんですか?
片山さん
片山さん
お店の情報自体はもう結構コミュニティに集まってくるようになりましたね。

さっき言ったように私より詳しい人もたくさんいるし、私が行ったことないお店の情報を持ってる人もいるのでそこからが多いですね。あとはお店を回る時にルールを1つ決めてます。
エクストボーイ
ルールですか?
片山さん
片山さん
はい。絶対にそのお店の1番人気のパンは食べるっていうルールがあります。
エクストボーイ
ふむふむ。
片山さん
片山さん
食わず嫌いをしたり、自分の好きなパンばっかり食べちゃうので、今まであんまり食べてこなかったようなパンもその店の1番人気なら食べるようにしてます。

それで最近はすごく美味しいミルクフランスのお店に出合いました。以前はそこまで好きじゃなかったんですけど、そのお店のミルクフランスを食べて認識が変わりましたね。
エクストボーイ
そういう驚きとか出合いがあるってことなんですね。
片山さん
片山さん
そうですそうです。これがあるからやっぱり新しいお店をまわるのはやめられないですね。だからブログとかでもそういうストーリーを大事にするようにしてます。
エクストボーイ
これからやりたいこととかってありますか?
片山さん
片山さん
やっぱりパンが好きな人って女性に多いと思うんです。私がやってるコミュニティもほとんど女性ですし。
エクストボーイ
たしかにそんなイメージありますね。
片山さん
片山さん
なのでもう少し男性にもパンに目を向けてほしいなって思います。
エクストボーイ
そもそもなんであまり男性には人気がないんですかね?
片山さん
片山さん
値段とボリュームの問題だと思うんですよ。手軽な食べ物の中だったパンは値段の割にお腹にたまらなかったりして、男性にはあまり人気が無いんだと思います。

でも最近だとコッペパンブームが来てるじゃないですか。あれは男性の反応も良くて、なぜかって安くてボリュームがあるからなんですね。
エクストボーイ
なるほど。確かに僕もコッペパン食べてます。
片山さん
片山さん
でしょ? そういう感じで男性にもパンを食べる機会だったりとか、パンの世界に興味を持ってもらえるようになればいいなと思ってます。
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片山 智香子
旅するパンマニア
ブログ「旅するパンマニア」でほぼ毎日パンの情報を発信している。「パン屋さんめぐりの会」を主催し、パンマニアコミュニティの盛り上げ役でもある。今まで食べたパンは1万個以上。羽田空港マニアでもあり、過去に数度羽田でパンを食べるオフ会を企画、羽田グッズを常に持ち歩いている。