日本グミ協会会長武者 慶佑

グミでカルチャーを作りたい!趣味で続ける“1人”『日本グミ協会』会長

「グミは人並みよりは好きだけど、僕は広めるのが趣味」「実際僕よりグミが好きで、僕より食べている人は絶対いっぱいいて」と語る武者慶佑さん。1人で始めた日本グミ協会で、何を仕掛けたのか。

想定を超えて生まれる“グミニケーション”についてお話を伺いました。
エクストボーイ
グミ、好きなんですよね?
武者さん
武者さん
好きですよ!人並みよりはよく食べてると思います。でも実際、僕より好きで僕より食べている人は絶対いっぱいいて。
エクストボーイ
あ、ご自身が1番好きだって思いで日本グミ協会始めたわけじゃないんですね。
武者さん
武者さん
違います。もちろん人並み以上には好きですけど。で、グミ好きだし、日本グミ協会作ろうって思って調べるじゃないですか。

そうすると僕よりフォロワー多い人とか、ブログで既に発信してる人とか存在するんですよね。
エクストボーイ
とはいえグミで協会まで作ってますし、すごいですよね。
武者さん
武者さん
それは、僕より好きな人がいても広まってはいないなって思って。だから、自分の中でこうやったらもっと面白いんじゃないか、広まるんじゃないかっていう考えがあったんですよね。それで始めました。

闇雲に始めたっていうよりは「ちゃんとやればイケそう!」って思って。
エクストボーイ
そう思ったのは長年のお仕事の経験ですよね。
武者さん
武者さん
長年の経験ですね。ソーシャルメディアっていうものとか、コンテンツの広まり方のソーシャルメディアっていうものを仕事で研究してきていたので。

だから、ソーシャルメディアで1番上に来るにはどうしたらいいか、広めていくにはどうしたらいいかって考えた時に、本職での経験が活かされています。
エクストボーイ
協会って今何人くらい会員がいるんですか?
武者さん
武者さん
協会って言っても、別に会員とか明確には決めていないんですよ。僕1人。会員に関しては、別に条件とかないので、勝手になってくれていいし、勝手にやめてもいいです。

あくまで趣味で、お金儲け目的じゃないので、好きなように関わってくれたらいいかなって。
エクストボーイ
趣味なんですね。
武者さん
武者さん
はい、本職は別にあるので。ただ、本職でずっとやってきたことがあるからここまで出来ているのではないかと思います。なので、始め方が違うとは思います。

僕は、仕事的には発信を戦略的にやっているので、それを踏まえ、研究してきた中で自分なりのアプローチ方法をイメージしながらやっています。
エクストボーイ
そもそも、なぜ協会を作ろうと思ったんですか?
武者さん
武者さん
別に協会っていうコミュニティを作りたかった訳じゃないんですよね。カルチャーを作りたかったんです。

僕って人間がいなくなっても残るものを作れたらいいなって。それがグミだったら出来そうだなって。あくまでそのための1つが日本グミ協会です。
エクストボーイ
なるほど。ということは、“グミの日” の方が本質ってことですね?
武者さん
武者さん
そうですね。ちなみに、グミの日自体はUHA味覚糖さんが制定していたんですけど、使われていなくて。なので、僕が個人でグミの日盛り上げちゃおうって思ったんです。

9月3日のグミの日を勝手に盛り上げるのは自由じゃないですか。
エクストボーイ
確かに。どうやって盛り上げたんですか?
武者さん
武者さん
まず、InstagramとTwitterからですね。9月3日に93個のグミをプレゼントしますってやったりして。タグとかも、集合知の方がいいと思っていて、「グミを検索する時に出てくるこのハッシュタグはなんだ?」って。それがあればそれが文化になっていくと思ったんですよね。

ハッシュタグ「#グミの日」とプレゼントキャンペーン(※終了済)

エクストボーイ
『マツコの知らない世界』に出たのも戦略ですか?
武者さん
武者さん
あれは偶然です。びっくりしました。内心出たいなあって思っていたら連絡が来たって感じです。

でもそうなるとまたそこから広げようと思って、放送後すぐUHA味覚糖さんに「先日マツコの知らない世界に出た者なんですけれども、グミの日をやりたいんですが」ってメールして本格的に参入をお願いしました。それが2年目ですね。
エクストボーイ
趣味でですよね?
武者さん
武者さん
はい、その後も全部自費で大阪まで行ったりして。基本的にはプレゼントはメーカーさんにいただきつつですが、グミ以外のTシャツプレゼントやグミパーティーといったイベントも全部自費でやっています。
エクストボーイ
もうやり切ってますよね。
武者さん
武者さん
そうですね!2017年から本格的に始めたグミの日企画の1年目で、メーカーさん5社に入ってもらい実施できましたし。毎年9月3日はグミの日っていうのをやってるんですけど、競合の会社のマーケターさんが集まってグミの日をどうするか話し合ったり。

そんなのってないじゃないですか。そういう場を作れたのはすごく嬉しかったです。いち消費者として。
エクストボーイ
1年目ですごいですね。商品開発もしてるんですか?
武者さん
武者さん
商品開発はしてませんが、2年目にはグミの日に向け、メーカーさんがオリジナルの商品を出すことができました。

これ奇跡だと思っている部分があって、『GUMMIT』って僕がパワーポイントで作ったロゴなんですけど、例えばこれ、カバヤさんが作ったグミなのにカバヤさん以外の競合他社のロゴが入ってるんですよね。
エクストボーイ
あ、ほんとだ!(GUMMITの下のところに!)
武者さん
武者さん
奇跡ですよね。これってもう競合とか関係なくグミをみんなで楽しめている。
エクストボーイ
競合他社関係なく楽しめているってほんと奇跡ですね!
武者さん
武者さん
僕グミって楽しいものだと思っていて。グミには答えがないんですよね。色とか形とか味とか、他のお菓子に比べて自由度が高いんですよね。正解の味も決まってない。

その自由さを僕が勝手に“グミニケーション”って呼んでいて。このTシャツもグミニケーションです。9月3日をファッションにしようとか。
エクストボーイ
「グミニケーション」っていいですね。
武者さん
武者さん
グミパとかも、そう言ってやったことある人はいたとしても、広めようとした人はいないと思って。このグミパも、メーカーさんからプロモーションで商標登録させて欲しいって連絡いただいたんですが、グミパは日本グミ協会のものではありませんし、それでグミパが使えなくなるわけでもないので、どうぞどうぞと。

結果として、メーカーさんがちゃんと企画された方がメディアにグミパを取り上げられるようになりましたし。
武者さん
武者さん
そういった感じで、なんでもいいからどんどん広まれーって活動の繰り返しで、結果として、今年のグミの日は日経新聞が取材に来て、さらにはWBSのトップニュースに取り上げられて。想定を超えたグミニケーションが生まれましたね。
エクストボーイ
本当にお金儲けしようとか無いんですね。
武者さん
武者さん
・・・たぶん、無いですね。グミパも参加費無料ですし。そこで出会って仲良くなったとか、そういうのが嬉しいなって。

グミニケーションじゃないですか。今日の取材もグミニケーションだし。
エクストボーイ
そうですね。今後やってみたいことってありますか?
武者さん
武者さん
それこそ僕がやってきたようなオンラインじゃリーチしない層、おじいちゃんおばあちゃんにグミを伝えられたらなって思います。

1980年代以降にグミって発売されてるので、おじいちゃんおばあちゃんにとっては慣れ親しんだお菓子じゃないんです。なので、その層とグミニケーション出来たら嬉しいなって思いますね。
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武者 慶佑
日本グミ協会会長
宮城県仙台市出身。1982年生まれ。グミカルチャーを作るため、全くの趣味で『日本グミ協会』を立ち上げ、グミニケーションを促進中。ちなみに本業では2012年より株式会社シェアコトにてアニメコンテンツマーケティング、映画宣伝、バーチャルYouTuber関連等のプランナーとして勤務。
武者 慶佑さんが出演している動画
日本グミ協会会長が教える、珠玉のグミたち 〜メジャーからレア商品まで〜