ライター山城さくら

会社員からフリーライターになった山城さくらの「一歩踏み出す勇気」

今回はライターの山城さくらさんを取材しました。地方で会社員をしていた山城さんがブロガーとなり、ライターとして活動するに至った経緯と、フリーランスという働きかたから見えてくる生き方の話を伺いました。
イマムラ
イマムラ
いまの活動としてはライティングが主ですか?
山城さん
山城さん
そうですね。ライターの仕事が一番多いです。
イマムラ
イマムラ
以前は普通の会社員だったんですよね?
山城さん
山城さん
もともと静岡の地元企業に新卒入社し、8年程経った頃に退職してフリーランスになりました。

しばらくは静岡にいましたがちょうど1年前に東京に引っ越してきたばかりです。
イマムラ
イマムラ
ブログを始めたのはいつ頃ですか?
山城さん
山城さん
2016年の4月頃です。それから1年は、副業としてブログを運営していました。
イマムラ
イマムラ
その辺がターニングポイントっぽいですね。どうして会社員を辞めてブロガーになられたんですか?
山城さん
山城さん
前の会社はすごくいい会社でした。挑戦ができる環境だったし、やりがいもありました。

勤務時間は割と長かったんですけど、それも苦にならないとうか、楽しく働けていたんです。
イマムラ
イマムラ
へぇ~いい会社ですね。
山城さん
山城さん
でも、あるとき支店長の思いつきで突然始まった、朝礼の1分間スピーチが死ぬほど嫌で(笑)。

ちょうど仕事にマンネリを感じていた時期だったのでもう辞めちゃおうかなって。
イマムラ
イマムラ
なるほど。
山城さん
山城さん
あとは、それまでは仕事が一番楽しかったのに、ブログ始めたり、初めて海外一人旅行ってみたり、趣味で畑をやったりしてたら、そっちのほうが楽しくなっちゃって(笑)。
イマムラ
イマムラ
ふむ。
山城さん
山城さん
それまでは、特技も資格もない私が会社を辞めるなんて…そんな選択肢はありませんでした。でも、ブログを始めて「フリーランス」という働き方があることを知り、「コレだ!!!」って(笑)。

もっと趣味とか好きなことに時間を使いたくて、フリーランスになることにしました。
イマムラ
イマムラ
そもそもブログを始めるきっかけってなんだったんですか?
山城さん
山城さん
当時、周りでデコログというブログサービスがめちゃくちゃ流行っていて。わたしは更新せずに見る専門だったんですけど、その中でもすごく好きなブロガーさんがいたんです。

大学生の頃から5年間くらい、暇さえあればその子のブログをチェックしていました。
イマムラ
イマムラ
時間があるとTwitterかインスタ見てる、みたいな感じですかね。
山城さん
山城さん
それである時、その子がが東京でセミナーを開くと、ブログに書いていて。セミナーの内容はあまり興味ありませんでしたが、アイドルに会いに行く感覚で会いに行きました(笑)。
イマムラ
イマムラ
力強い。
山城さん
山城さん
そのときのイベントで、その子が「ブログが仕事です」と言っていて。そんな世界があるの!?!?って衝撃でしたね。

そして、その帰り道に寄ったバーでたまたま隣の席に座っていた子もなんとブロガーで(笑)。
イマムラ
イマムラ
ブロガーとの出会いですね。
山城さん
山城さん
そこから自分で色々と調べて、面白そうだったんですぐに始めました。
イマムラ
イマムラ
行動力がすごいですね。
山城さん
山城さん
でも、めっちゃコソコソやっていましたよ(笑)。

ずっと人の目を気にして生きていたので、友達や、会社の人に絶対ブログバレしたくなくて。
イマムラ
イマムラ
ブログとかSNSって人に教えるの恥ずかしいですよね(笑)。いつから吹っ切れたんですか?
山城さん
山城さん
しばらく経ったぐらいのときに初めて一人で海外旅行に行ったんです。そこで英語も喋れないのに色々なトラブルにあって。

でもその経験をしたことで少し自分に自信がついたんですね。私、結構できるじゃん!みたいな。
イマムラ
イマムラ
おぉ~。
山城さん
山城さん
それで、試しに仲の良い同期に「私、ブログやっててさ」って感じで見せてみたんです。

そのとき冷やかされるかなと思ってたのに、すごく褒められて….!
イマムラ
イマムラ
それは大きいですね。
山城さん
山城さん
調子に乗って、SNSにもURLを載せてみたら、いろんな友達が応援してくれるようになって。

自分が気にしていただけで、周りの人達はすごく優しかったですね。
イマムラ
イマムラ
すごくアクティブな方って印象なんですけど、ブログをはじめる以前から趣味など行動力をもってやってらしゃったんですか?
山城さん
山城さん
そうですね、もともと趣味は多い方だと思います。畑をやったり、多肉植物を育てたり。DIYに、キャンプ、旅行、アイドルの握手会にもよく行ってました。

突然、久しぶりに毛筆をやりたくなって書道教室に通ってみたり、手に職つけようとネイルスクールに行ったりもしましたね(笑)。
イマムラ
イマムラ
やってますねぇ(笑)。めちゃくちゃアクティブな人じゃないですか。
山城さん
山城さん
そう、めっちゃ充実してたんですよ!でもすぐ人の目を気にしちゃうので、間違ってもSNSには載せませんでしたね(笑)。あくまで自分だけの趣味でした。
イマムラ
イマムラ
フリーランスと会社員の両方を経験してみて、やはりフリーランスのほうが良いなと思いますか?
山城さん
山城さん
う~ん、今の自分にはこの働き方が合っているなとは思いますが、なんせ会社員時代も楽しかったので….

どちらが良いとかはなくて、これからも、そのときの自分のやりたいことに合わせて「好きにすればいい」と思っています。
イマムラ
イマムラ
「好きにすればいい」ですか。
山城さん
山城さん
ただ「好きにする」って、とても難しいことだと思うんです。
イマムラ
イマムラ
はい。
山城さん
山城さん
自分の置かれている環境だったり、固定観念が壁になってやりたいことができなかったり。

というか、昔のわたしがまさにそうでした。
イマムラ
イマムラ
そういうお話でしたね。
山城さん
山城さん
25歳までに結婚しなきゃだめとか、新卒で入った会社は辞めちゃだめとか….

誰かの価値観にがんじがらめになっていて、とても生きにくかったんですよね。いや〜あの頃は本当によく悩みました。
イマムラ
イマムラ
そんな中で、いまのフリーランスという状態にたどり着く上で何が一番影響していたんですか?
山城さん
山城さん
私の場合はブログをはじめたことが大きかったです。日本全国にさまざまな友人ができて、それで視野が広がったというか、「こんな生き方があるんだ…!」と、価値観が壊れましたね。

いままでいかに自分が狭い世界で生きていたのかと、思い知らされました。
イマムラ
イマムラ
さまざまな価値観に触れたことで、選択肢が増えていったんですね。
山城さん
山城さん
今は、昔ほど周りの目を気にすることもなくなりましたし、そのおかげでだいぶ生きやすくなりましたね。固定観念や人の価値観に振り回されることもなくなりました。

この先、このままフリーランスでいるのか、就職するのかはわかりませんが、自分の進みたい方向に合わせてどちらも選択肢としてもっていたいなと思っています。

SNSを見ていると、つい声の大きい人に流されそうになるけど、大事なのは誰かの価値観ではなく、自分はどうしたいのか。これは忘れずにいたいですね。

取材・文:イマムラケンタ(@imamurider01

この記事をシェアする
Extroomをフォローして最新情報を受け取ろう
山城さくら
ライター
新卒入社した会社で8年働いた後、フリーランスに。現在はライターとして活動しながら、ブログ「Hello me.」を運営。不定期で家庭料理を振る舞うイベント「さくらごはん」を主催。